訪問爪切り【70代女性】気持ちが楽になりました
■力が入らず自分で爪が切れなくなってしまった■
生きていれば爪は伸びてくる。
爪切りが面倒だと感じたことはありませんか?
爪は1日0.1ミリ伸びると言われています。
高齢者だと伸びるのにもう少し時間がかかりますし、足の爪は手の爪よりも時間がかかります。
気が付いたら爪が伸びていて、「また切らなくちゃ」この繰り返しの日々だと思います。

タイトルにある、訪問で爪切りをしている70代女性の気持ちが楽になったのはなぜだと思いますか?
「もう自分で爪切りを頑張らなくていいんだな」
月に1回訪問していますが、そのたびにホッとしているお姿を拝見できます。
高齢者になると「爪を切る」たったこれだけのことでも負担に感じることがあるのです。
・力が入らなくて爪切りで爪が切れない
・視力が下がって爪の先端が見えにくい
・足先に手が届きにくい
・足の爪を切る態勢がツラい
・自分で切ったとしても上手く切れないから爪が引っかかる
・爪が伸びてくると皮膚に刺さって痛い
など、高齢者は爪切りがとても大変になることがあるのです。
通院していれば、診療科によっては爪を切ってくれることがあり、訪問看護や訪問介護を受けている人は、スタッフが切ってくれるので安心ですね。
でも、通院や訪問などのサービスを受けておらず、家族にも爪を切ってくれる人がいないと自分で切るしかありません。
長さだけ短くなれば良いと、なんとなく爪を切るだけだと、皮膚に刺さったり、出血するリスクがあります。
糖尿病患者さんや糖尿病予備軍など、血流や神経に障害が出ている方は、足の爪切りを失敗することで将来歩行が困難になる可能性が高いので、なおさら爪切りには慎重になります。

爪が伸びる速度に合わせて訪問して爪を切ります。
もちろん、その方の持病などをお聞きして、必要があれば病院での許可をもらってから爪切りをします。
ご自宅でゆっくり過ごしているその場で、座ったまま、横になったまま、楽な姿勢でOKです。
時間は人により差がありますが、15分~30分くらいで手足の20本の爪切りが完了します。
一人暮らしの高齢者のために、離れて暮らすご家族からの依頼で訪問爪切りをする場合は、訪問するたびにご家族へ現状報告として爪切りの様子や、一人暮らしの様子などもお伝えします。
爪のダメージや爪周りの皮膚の悪化などを見つけたら、早い段階で病院へ促すことができるのもメリットのひとつです。
生活での困りごとやお悩みをお聞きしてご家族へお伝えすることもできるし、話し相手になることも一人暮らしの高齢者にとってはとても重要な時間になります。
多くの人の目で見守ってあげたいですよね。

「爪切りなんて自分でするもの、人にやってもらうことではない」と考えている人が多いでしょう。
でも、うまく爪切りをしないと、将来の生活に支障が出たり、痛い思いをすることになり、足の爪にいたっては歩行が困難になるため、車いす生活や寝たきりになる可能性が出てくるのです。
「爪は健康のバロメーター」というように、自分では気が付かなかった爪のダメージの発見にも繋がるため、健康に過ごすきっかけとなることがあります。
ご両親の手足の爪は大丈夫ですか?
祖父母の手足の爪にトラブルはありませんか?
お気軽に無料相談ができますので、ぜひ若い世代が動いてあげてください。
※訪問爪切りの情報ページはこちらです。