寝たきりを減らして、暮らしやすい高齢化社会を目指したい

介護保険制度が始まって25年。
当時はまだ想定できなかった超高齢化社会や高齢者の孤立、寝たきり高齢者の増加などが、昨今では問題視されるようになりました。
高齢化社会をより暮らしやすくするために、「人生100年時代」を自分の足で生き抜くために、小さなことからコツコツと活動しています。
足のトラブルは1日にしてならず!幼少期からのケアが、大人の健やかな足を作ります。
赤ちゃんから高齢者まで、過去に開催した講座の一部をご紹介します(高齢者対象/親子対象)

【高齢者対象】1日でも長く自立歩行するための「足の爪の切り方」講座
数年前より「足」に自信がなくなってきている… 受講者さんたちのリアルな声です。
元気に歩ける、動けることが日々の暮らしを豊かにすることは間違いない!
しっかり踏ん張れて、安定して一歩を踏み出すためには足の爪を正しく切ることが何より大事です。
みなさん、メモを取りながら真剣に聞いてくださいました。
【高齢者対象】足の爪、爪切りで切ってる?長さと形は?「足の爪の切り方」講座
全員爪切りを使って爪を切っていましたが、爪切りの悩みがたくさんあり、深刻だということが分かりました。
・目が悪くて指先が見えにくく、皮膚まで切ってしまったことがある
・足の爪は前かがみの体勢がつらいから、時短で適当に切ってしまい失敗した
・力が入らないから、手の爪を切るのも大変
・家族や施設のスタッフさんも爪を上手に切れなくて、みんな困っている
爪切り以外の道具を使う方法や、キケンのない切り方をお伝えしました。
自分の足で歩くために、足の爪を正しく切って元気な毎日を過ごしましょう。



【親子対象】子どもの履物の選び方講座
乳児から幼児、学童期へ成長する過程で、足はどのように成長しているか知っている保護者が少ないのが現状です。
よちよち歩きはかわいいけれど、この時期から子どもの足に合った履物を選ぶことで、転びにくくなったり、走ることが得意になったり、将来的に足の変形で悩むことが減るのです。
親子参加型の講座では、実際にお子さんの足や歩くバランスを見ることができます。
普段はいている靴を持参して、親子で楽しみながら参加していただいています。
【親子対象】子どもの爪の切り方講座
昨今では、子どものころから巻き爪や浮指(足の指を使えない歩き方)などのトラブルが増えていて、親子でサロンに駆け込む事例も多くなってきました。
足の爪を正しく切ることで改善するパターンも多いため、保護者の方に子どもの爪の切り方を教えています。
・爪切りを見ると嫌がり切らせてくれない
・爪が刺さっていたがるのでスニーカーを履いてくれない
・子どもの足の爪がはがれやすい
講座では、爪切り以外の道具の紹介や、子どもの足を見ながら爪の状態を見たり、実際に爪切りをすることがあります。



それ以外の講座
子どもの爪噛みに悩む保護者へのアドバイス講座
「爪噛み」はある日突然はじまります。
・指しゃぶりから爪噛みに移行して困っている
・子どもが手の爪を10本噛んでしまい爪が伸びてこない
爪を噛むって悪いこと? 爪噛みを注意してはいけないの?
幼少期からの爪噛みが直らず、大人になってお人前で手が出せずに悩む方は多いのです。
なぜ爪噛みがはじまるのかを知っておくだけでも、いざという時にすぐに対処できます。
公民館は老若男女が集まる場所
子ども、親世代、高齢者、地域の方々の健やかな暮らしのために公民館があります。
